ヨガスートラとは!?

ヨガはポーズをまねるだけでなく、哲学的な思想そのものからも学ぶところが大きいですね。『ヨーガスートラ』は、ヨガの拠り所となる経典です。ヨガで求めるべき人のあり方が196の短いコメントに凝縮されています。ヨガの基本『ヨーガスートラ』についてお話しましょう。

■ヨーガスートラについて
ヨーガスートラは4つの章からなっており、それぞれをざっくり説明すると…

『第一章 サマーディ・パダ(三昧の章)』
瞑想の深さや、ヨガの目指す境地について、段階を示しながら紹介しています。
その方法についても触れられています。

『第二章サーダナ・パダ(実践の章)』
日常の送り方、呼吸法など、具体的な実践について書かれた『八支則(アシュタンガ)』がポイントになっています。瞑想のための姿勢や呼吸法について知ることができます。

『第三章ヴィブーティ・パダ(成就の章)』
瞑想や集中によって得られる、未開拓な能力の獲得について書かれています。読心、遠隔の出来事を悟るなど、まるで超能力と思われるような能力を得られるとされています。しかし、ヨガは、効果やメリットを求めて修行するものではなく、求める気持ちが強いほど本来の瞑想から離れてしまうのです。

『第四章 カイヴァリヤ・パダ(絶対の章)』
第一章あるヨガの境地について、より深く詳細に、哲学的な思考で解説した内容です。
完成型に至ると、欲望とカルマを消すことができ、輪廻転生が終了すると言われています。

■心の平穏は単純の繰り返し
紀元前2世紀の昔、ヨガに関する文献を集め、研究家パタンジャリが編纂したものが、ヨーガスートラです。
まず、『心の働きを止滅すること』について語られています。
他人と競うこと、過度な欲求を手放すことで、心の平穏が得られるという内容に、どきりと扠せられる現代人は多いのではないでしょうか。
また、怠けたり、ストイックになりすぎたり、極端な方向に走らず、中庸な道を見つけることを良しとしています。
瞑想から悟りを得る『八支則(アシュタンガ)』の実践に従い、平穏で単純な繰り返しを淡々と続けることが重要なのです。
苦しみから一歩引いたところに立って自分をみることができるようになると、心の制御がうまくできるようになり、幸せの感じ方も変わって来るでしょう。

■現代の日常の悩み解消に通ずる哲学
ヨーガスートラの内容は、ストレスフルな現代社会で抱えがちな悩みを、解消してくれるものです。
瞑想を基本に据え、一歩離れたところから自分を見つめ直す…そんなヨガにハマる人々が増えているのもわかる気がしますね。

投稿者: ヨガマニア

ヨガマニア
ヨガ大好きなアラサー。ヨガのあれこれ、うんちくをはじめ楽しい話題を綴っていきます。

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