自粛解除にはなったといえ、増え続ける感染者の数に不安が続く毎日ですね。
この「ウィズコロナ時代」、私たちの体には「ある異変」が起こっているかもしれないと専門家が指摘しています。
それは「血糖値の上昇」。
以前よりも自宅で過ごす時間が増え、運動不足が起きていたり、毎日のニュースや社会情勢が知らず知らずのうちにストレスとして蓄積していたり、食べ過ぎ飲み過ぎで、今まで健康でいる人でも血糖値上昇のリスクを抱えていることがわかってきました。
NHKの人気情報番組ガッテンでは、誰もがすぐにできる血糖値対策を紹介していました。
1)すぐに実践!『野菜ファースト』
血糖値の急激な上昇を抑える効果があると期待されてきました。
ところが、野菜ファーストの提唱者である梶山靜夫さんと今井佐恵子さんいわく、野菜を先に食べるときの「ある重要なポイント」が抜け落ちているとのこと。そのポイントとは、『5分かけて食べる』ということです。
その後に、おかずを食べるのです。
これまで1400人以上に食事指導をしてきた結果、
早食いの人はいくら野菜を先に食べても、血糖値があまり改善されなかったというのです。
時間に余裕がある今こそ、毎日の食事はよくかんで
時間をかけながら食べることを心がけてみてはいかがでしょうか?
特に最初が肝心ですよ。
カラコロでも以前紹介して以来、ずっと人気記事になっているスクワットの方法です。
人間の筋肉には、持久力に優れ脂肪を消費しやすい「赤筋」と、
瞬発力に優れ糖を消費しやすい「白筋」がありますが、
その中間の性質を持ち脂肪も糖も消費する「桃色筋肉」をピントレで増やす ことができるんです。
注意!
・血圧の高い方、ひざの悪い方は、始める前に医師に相談してください。
・足腰に不安がある方、運動が苦手な方は、最後に紹介するイスを使う方法から試してみてください。
・痛みが出た場合は、すぐに運動をやめてください。
ピントレのやり方です(写真はガッテンHPより拝借しています)
1. 足を肩幅よりももっと広く開きます

2. 10秒かけて ゆっくり腰を下ろしていきます
イチ・ニー・サン・シーと数を数えながらゆっくりと10秒かけて腰を下ろします。
【ポイント】
・ひざを痛めないために、膝がつま先と同じ方向を向くように。
また膝はつま先より前に出ないようにする。
・息を止めると血圧が上がってしまうため、数を声に出して数えながら行いましょう。

3. ひざを90度くらいに曲げたら 2秒間キープ そして立ち上がります

2、3をくりかえし10回行います。
3~5分の休憩を入れて、また10回。
休憩を入れてまた10回の計30回行います。
(休憩の代わりに、別の運動を行ってもかまいません)
これを1日の運動として、週2~3回行います。
まずは3か月を目標に続けてみてください。
足腰に不安がある人や運動が苦手な人は、後ろに安定のいいイスを置き、
前にテーブルやイスで支えを作って行うと転倒予防になります。
連続10回は難しかった人は、足を大きく開いて負荷を軽くすることで、10回を目指しましょう。
