蒸し暑い日本の夏。
暑い夏こそ、しっかりと良質な睡眠をとっていただきたいものです。
新型コロナウィルスに負けないためにも、免疫力をアップするのが質の良い睡眠です。
そのための方策を、いくつかご紹介いたしましょう。
≪ 夏の寝具を揃えよう ≫
夏にはスーパーや寝具店に一斉に夏用の寝具が現れて、「涼感」とか「冷え冷え」などいろいろなコピーで溢れます。
熱中症防止には当然、夏の寝具のしつらえが必要です。
しかし、うたい文句ばかりで、あまり効果のないもの、品質の悪いものも見られます。使ってみて、なんとなく違和感があった場合は、無理に使う必要はありません。
ちなみに私は、古典的に麻、綿、ガーゼの材質を使っています。
大事なことは吸湿性と放熱性があることで、
この点では自然素材のほうが心地よく感じられると思います。
その中でもパジャマのお薦めはガーゼです。
ガーゼは冬温かい印象ですが、夏もとても涼しいものです。
型崩れはしやすいですが、その分、肌になじんでくれます。高齢者には特におすすめ。品質の良いものはお値段は高めになりますが、これも猛暑対策のためと購入してみてください。
≪ ついでに寝室を楽しもう! ≫
水分補給、部屋を涼しく、寝具を快適にという3点が夜間熱中症防止の要点ですが、もうひとつ提案しましょう。
それは、直接,熱中症予防に関係するものではありませんが、「涼しさの演出」です。
まず、シーツやカバー類、パジャマ類の色合いです。
やはり、ブルー系や優しいグリーン系が相当します。
実際、こうした色合いは睡眠に適していると言われます。
少しお金はかかりますが、夏のカーテンも加えると一層涼しく感じますし、海や清流、氷などを思わせる絵や眠り小物、アロマも森林系のすっきりしたものを選ぶなど、楽しんでみたらいかがでしょうか?
そうすることで、苦しい夏の眠りも、少し安らぎが増すと思います。
是非、工夫して下さい!