すい臓がん早期発見で生存率が2倍

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モノ言わぬ臓器の一つであるすい臓。すい臓がんは、死亡者数が年々増加していると言います。しかし、その生存率を全国平均の約2倍にまで高めている街があり、それが広島県尾道市。
ここでは、街の医師が「エコー検査」を使ってすい臓がんを超早期の発見につなげ、多くの患者の命を救っているそうなのです。

NHKガッテン!では、この取り組みをご紹介しました。


実は、すい臓がんは早期の段階で「あるサイン」がすい臓に現れることがわかってきました。
これは、身近な検査装置であるエコー検査でそのサインを見つけられ、適切に治療すれば「すい臓がん」の生存率は上がる可能性があるそうなのです。

すい臓がんは5年相対生存率がわずか7.7%しかない、怖いがんのひとつです。
自覚症状で気づきにくい上に転移しやすいため、ほとんどがかなり進行した状態で見つかることになり、その結果、治療も難しくなってしまうのです。
ところが、がんが1センチ以下の超早期で見つかった場合は、その多くが転移も無く、5年相対生存率は80%になるそうです。
すい臓がんは、がんの中でも特に早期で見つけることが大切ながんといえますね。

すい臓がんは、CTやMRI、PETなどのがんの検査でよく使われる検査装置でも見つけることが難しいがんであることも事実です。
ではいったい、どうやって早期発見につなげるのなのだそうでしょうか?

鍵を握るのは「エコー検査」(超音波検査)なのだそう。エコーで「すい臓がんの可能性があるサイン」を探すのです。
それは「太くなった主すい管」と「すいのう胞」。「主すい管」は、すい臓が分泌した消化液を通す管で、すい臓の真ん中を通っています。ここが太くなっている人は、すい臓がんになりやすいことがわかっているそうです。
また、「すいのう胞」は、すい臓の中にできる水がたまった袋のこと。これがある人もすい臓がんになりやすいことがわかっています。
小さながんは見えなくても、この2つのサインならエコー検査でも見つけることができるのだそうです。もし見つかったら、経過観察をして精密検査をすることで、すい臓がんの早期な状態を発見することができるのです。

日本膵臓学会が発行している「膵癌診療ガイドライン2016」には、すい臓がんのリスクとなる項目が掲載されています。ご自分でチェックをしてみましょう。

家族(両親、兄弟姉妹、子ども)にすい臓がん経験者がいる
慢性すい炎(特に診断から4年以内の人)
糖尿病(特に診断から2年以内の人)
飲酒(ビール350mlx3本以上を毎日飲む人)
喫煙 など

専門家は、これらのうち2つ以上当てはまる方に、エコー検査を勧めています。
当てはまった方は、消化器内科や内科の医師、またはすい臓の専門医に相談してみてください。

何事も早目のチェックが大切です。

 

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投稿者: 健康情報テレビくん

健康情報テレビくん

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