5)生命エネルギーのバランス

バランスよい生き方はオージャスという元気の元が多く生産されますが、バランスを崩すとアーマと呼ばれる未消化物、いわゆる毒素が多く生産され体内、心にも蓄積するとアーユルヴェーダでは、考えます。

このようにアーユルヴェーダはためない生活、いわゆる解毒を大切にしています。

アーユルヴェーダでは前述しているように、毒素のことを未消化物(アーマ)と呼びます。
不適切な食事内容や食事の仕方や食べ合わせ、食べ過ぎ、食事の摂取法などにより
消化しきれずに体内の消化管などを含む管(アーユルヴェーダではスロータスと呼ぶ)に未消化物が蓄積すると考えます。

またこの蓄積する部位は、体質や食事の質など要因が作用して消化器系にたまるタイプと呼吸器系にたまるタイプ、神経&循環器系にたまる3タイプがあります。

 

次回に紹介するヴィクリティチェックシート(現在の体調を知るためのチェックシート)は、毒素の有無と毒素の蓄積部位を知るための問診表となっています。自分を客観的に見ながら答えてみてくださいね。

 

⑧ アーユルヴェーダはすばらしいものでも、誰にもオールマイティなものとして考えない
問診を行い身体と心のヴァータ性毒素が多くなっている場合は、オイルを上手く使った解毒が勧められます。
ゴマ油によるうがい、ゴマ油によるマッサージ、ゴマ油によるヘッドマッサージなどが有効です。
身体と心のピッタ性毒素多くなっている場合は、朝ギーを大さじ一杯(ギーとは精製バターのことで、無塩バターからタンパク質と水分を完全に除去した純正の脂のこと)飲んでいきます。そのことで火の過剰から起こるとされる皮膚疾患、眼精疲労、イライラ感、下痢、胃腸障害などを緩和するとされています。

身体と心のカパ性毒素が多くなっている場合は、朝ギーをブラックコーヒーに大さじ一杯入れて飲んでみましょう。朝食の代用としてみます。
コーヒーの苦味がカパの重さや停滞感にリズムを与え、さらにギーで解毒させて行きます。

ここまででお分かりのようにアーユルヴェーダは、毒はオイルで排出するという考え方をしています。
それはこのアーマと呼ばれる未消化物は油汚れのようなもので、水でさらっと流して落ちるようなものではないからです。
重いべったりした汚れはオイルでクレンジングする、それがアーユルヴェーダの答えです。

 

投稿者: 西川眞知子

西川眞知子
日本ナチュラルヒーリングセンター アーユルヴェーダ自然療法家 西川眞知子 神奈川県生まれ。上智大学外国語学部英語学科を経て、佛教大学卒業。第24代ミス横浜。米国ニューオリンズ世界万国博覧会コンパニオン。幼少期の病弱を自然療法で克服したのをきっかけに、大学時代にインド、アメリカなどを歴訪し、ヨーガや自然療法に出会う。それらの経験と研究を元に、「日本ならではのアーユルヴェーダ」を提唱。体質別健康美容法を提案し、独自な簡単生活習慣改善プログラムを構築。健康美容のコンサルティング、商品開発などに携わるかたわら、講演、セミナーなどをこなす毎日を送っている。講演やセミナーは独自の発想が好評を博している。 ● 株式会社ゼロサイトグループ代表取締役 ● 日本ナチュラルヒーリングセンター代表 ● 西川眞知子アーユルヴェーダ研究所代表 ● アーユルヴェーダ医療融合協会理事 ● 日本パステルシャインアート協会副代表 ● 日本アーユルヴェーダ学会評議委員 ● 内閣府NPO日本アーユルヴェーダ協会理事 ● たかの友梨エステティックアカデミー講師 ● 日本チベット研究会理事 ふるさとテレビ顧問 ------ アーユルヴェーダネーチャーケア学院 http://www.jnhc.co.jp/ 公式ブログ https://ameblo.jp/nishikawa-machiko/ ------ <主な著書> 「生命の科学アーユルヴェーダ」農文協、「アーユルヴェーダ入門」地球丸、その他、マイナビ、二見書房、メディカルトリビューン、ビジネス社、大和出版、PHP出版、日経BPより 著書30冊以上

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