⑮ アーユルヴェーダのバランス法のコツを知る
オイルの選択にもアーユルヴェーダは適する適しないという考えを示します。
その理由は、下記の表にあるように、常に同様の質のものを選ぶことが毒素を増やすもととなると考えるためです。
例えば、ヴァータは、乾きと冷たさを持っているので、乾きと冷たさを持つものをとり続けることで、ヴァータと同質の乾きと冷たさが増えていき、バランスを崩すという考え方がアーユルヴェーダの根本の法則です。
下記の表にあるように、「似たものは似たものを増やす」という意味です。
また下記の浄化法は、アーユルヴェーダでは医療として行われるものですが、根本的にはオイルが使用されます。
さらにアーユルヴェーダには自然の10対法則というものがあります。
オイルの性質が重厚で重みがあれば、カパを増やします。
その時は、以下の表にしたがって、カパの重さと湿り気をバランスするキーワード「軽さと乾き」が大切となります。オイルを使いすぎないように留意することが大切ですが、使用する場合は、コーン油やアーモンド油のような軽めのオイルの選択が勧められます。
アーユルヴェーダ自然法則を踏まえてみると、
・ヴァータが多かった場合 ゴマ油 ひまし油をプラスすることも
・ピッタが多かった場合 オリーブ油 ココナッツ油
・カパが多かった場合 アーモンド油などを使用することが勧められます。