ストレスをなくし心身ともに健康でいたいという願いは、おそらく時代や環境が違っても、人類共通の願いかもしれません。
さらには、自分の持つ潜在力を引き出して仕事に人生に活かし、生きがいややりがいを感じながら生きていきたいという方も、多いのではないでしょうか。
そのような方たちに方たち、いつでも簡単にできる瞑想をお伝えさせていただきます。
4回のシリーズでお伝えしますので、続けてお読みいただき、ご自身のライフスタイルに取り込んでみてくださいね。
瞑想のすすめ その1
瞑想に親しんでみよう。
世界のグーグルや日本のソニーの井深氏をはじめとするビジネスの第一線の人達が、瞑想をビジネスの機動力にされていることを耳にすることが多くなりました。
少し前まで瞑想は何か宗教ぽさがあると遠ざかっていた方も、瞑想を食わず嫌いしていてはもったいないかもしれないと感じ始めているのではないでしょうか?
とはいえ、初めての方がなかなか取り組みにくい物でもあります。
ここでは手軽な瞑想から、ちょっと本格的なものまでご紹介していきます。あなたにぴったりの瞑想のタイプがみつかると幸いです。
第一回目のシリーズでは、瞑想の意味と歴史、そして「寝ながら瞑想」についてお伝えいたします。
瞑想の歴史は大変古いとされています。
例えば世界四大文明の一つであるインダス文明の遺跡からは、シヴァという神様が瞑想をしている姿の像が発掘されています。
紀元前7世紀ごろには、すでにピタゴラスの定理で有名なピタゴラスや哲学者ソクラテスなどが、瞑想を既に行っていたとされています。
また視点を日本に向けてみると、あの17条憲法や、以前は紙幣にその肖像画が示されている聖徳太子は、瞑想のために法隆寺の中に夢想の殿堂、夢殿を建築しています。
昔から瞑想はキリスト教や仏教、イスラム教など宗教と結びついているというイメージが先行して、日本では遠ざけられていたことがありました。
そのような中、最近ではスティーブンジョブスが瞑想を日課としていたことや、日本でも京セラの稲森氏やソニーの井深氏など一流企業のトップの方々が、瞑想を日課としていたことなどが報じられるようになってきました。
その流れは座禅にも引き継がれ、現代ではアメリカのグーグル社などが積極的に取り入れているマインドフルネスなども、瞑想の流れと言えるでしょう。
一般的に瞑想をどのように定義しているかをウィキペディアから見てみましょう。
「瞑想(めいそう、英:Meditation)とは、心を静めて神に祈ったり、何かに心を集中させること、心を静めて無心になること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすことである。
この呼称は、単に心身の静寂を取り戻すために行うような比較的日常的なものから、絶対者(神)をありありと体感したり、究極の智慧を得るようなものまで、広い範囲に用いられる。」
とあります。
時代が変わりそこに住む人々の暮らしも変わっていく中、ストレスを軽減し、思っていることを実現する力をつけるためにも、一日の中でほんの少し頭を空っぽにする時間をもってみることから始めてみませんか。
現代人はあまりにも多くの情報に取り囲まれていて、心にも体にもゆとりを見出すことができにくくなっています。
そこに、瞑想という簡単で効果的な方法を、おすすめしていきたいと思います。
次回は「寝るだけ瞑想」を一緒にやってみましょう。