野菜ファースト カット野菜も使いこなして。

野菜ファースト!

飽食といわれ生活習慣病に悩まされる現代人には、なんともありがたいテーマです。
NHKガッテンでは、そんな野菜の魅力、効用を特集しました。

まずは、『野菜ファースト』を提唱した医師と管理栄養士の強力タッグのご紹介です。

よく言われている「野菜を先に食べる=野菜ファースト」…というだけではない、真の野菜ファーストの極意を伝授していただきました。

野菜を先に食べる食事法が、野菜ファーストです。
食事の時に野菜を一番最初に食べると、血糖値の急激な上昇を抑える効果があると期待されてきました。ところが、野菜ファーストの提唱者・梶山靜夫さんと今井佐恵子さんいわく、野菜を先に食べるときの ある重要なポイントが抜け落ちているとのこと。

そのポイントとは、『5分かけて食べる』ということ!
これまで1400人以上に食事指導をしてきた結果、早食いの人はいくら野菜を先に食べても、血糖値があまり改善されなかったというのです。
せっかく野菜ファーストを実践していてもそれはもったいのない話です。
野菜を先に食べるときは、よくかんで時間をかけながら食べることを心がけてみるのがおすすめです!

 

炭水化物は最後に食べましょう!

今、世界中で盛んに行われているのが、食べる順番の研究です。
岐阜大学の矢部大介教授がオススメするのが、『炭水化物を最後に食べる』という食べ方です。注目したのは、主に腸から出る『インクレチン』というホルモン。
このホルモンは胃や腸の動きを遅くする作用があり、その働きを利用すれば糖の吸収スピードを抑えられるといいます。
そのインクレチンの分泌を促すために有効なのが、肉や魚に含まれるたんぱく質や脂質です。だから、野菜と共に肉料理や魚料理などのおかずも先に食べ、炭水化物を最後に食べる…という食べ方でも血糖値の急上昇を抑える効果が期待できるのです。

カット野菜も上手に使いこなして!

スーパーやコンビニでも広い面積で売られだしたカット野菜。
種類も豊富にありますし、少人数家庭や忙しい家庭の強い味方ですよね。

そんなカット野菜が今、格段においしく新鮮になっているそうです。
その秘密は、野菜を切る機械の“切り方の変化”にあります。かつては「野菜に対して垂直に刃を下ろして切る」という原理で切るタイプが主流。
これだと、細胞が押し潰されて中のうまみや水分が漏れ出てしまいやすくなります。

そこで、機械メーカーの技術者・松本光司さんがヒントを得たのが和食料理人の刃物さばき。野菜に対して、刃を水平にスライドさせるように動かして切る、“引き切り”という方法です。これだと、切り口がスパッと切れて細胞が壊れる確率がグンと減るのです。

なるほど!カット野菜にも伝統的な日本料理の技が息づき始めたのですね。
これは使わない手はありませんね。

2020年も、野菜と仲良くなって、健やかな心身を手に入れましょう。

 

 

投稿者: Foodwriter

Foodwriter
雑誌、ネットなどで活躍するフードライターです。今まで培った知識の中から旬に食していただきたい食の豆知識、ちょっとした調味料の使い方、食べ合わせ、工夫次第で薬になる食べ物のことなどをお届けします。

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