マインドフルネス実践のススメ!
ストレスと疲れがみるみる消える!1分間どこでもマインドフルネス
第1章
朝の活力を呼び込むマインドフルネス
朝の目覚めのマインドフルネスは、1日のはじまりにエネルギーを高め、清々しい気持ちをつくり出す。
(朝の爽やかな目覚めを呼ぶ2種類の深呼吸瞑想;太陽のエネルギーを取り込み体と対話するボディスキャン瞑想 ほか)
第2章
日中のイライラと緊張を逃がすマインドフルネス
日中のイライラと緊張を逃がすマインドフルネス―脳と体の疲労を予防しながらベストパフォーマンスをキープする。
(パソコン脳疲労を撃退!マインドフルネス・ストレッチ;イライラする心を落ち着けアイデアを呼び起こすかんたん歩行瞑想 ほか)
第3章
1日の終わりに心と身体をリラックス状態に誘うマインドフルネス
帰宅後に心と体をリラックス状態に誘うマインドフルネス―興奮を鎮め、やすらかな眠りと回復の時間へ夕食こそ最高にマインドフルな食べ方で、疲れと緊張を解消。
(日中の疲れをスルスル流す!ソファーで至福リラックスストレッチ ほか)
■おススメ理由
信頼性の高さ ◎
実用性 ◎
構成と読みやすさ ◎
現医師でもある奥田弘美先生が長年、医療現場で日々働く人々のメンタルヘルスケアに携わり、マインドフルネス瞑想の科学的効果を目の当たりにする中で、様々な流派のマインドフルネス瞑想法を研究し、まとめ上げたおすすめの一冊。
1分間からできること、始められることにフォーカスし、誰もがいつでもどこでも取り組めるようよく考えられた実践書。一人でも多くの人が、日常生活の中で手軽にマインドフルネス瞑想を行い、心や脳を穏やかに休息できることを願う著書の強い意志すら感じる一冊。ブッダの教えを宗教としてではなく、科学的視点で捉え「ブッダが悟った苦しみを滅する方法」として解釈して本書が書かれている点からも、宗教色が苦手な人でも、誰もが抵抗なく手に取れ実践できる一冊。
※むろん「悟り」を目指した瞑想修行や病的症状の治療目的とするプログラムではないということを前提としています。
字の大きさ、イラストのバランス配置、流し読みでもすっと頭に入ってくる。医師ならではの随所にあるミニレクチャーも説得力があります。
■昨今のマインドフルネス事情
最近、目にすることも耳にすることも多くなった「マインドフルネス」という言葉。最近の脳科学でストレス軽減や、集中力向上、自律神経を整えるなどの効果が実証されているとしていますが、ここまで大きく取り上げられている理由は、グーグルやインテルなどの外資系企業が能率向上の為にマインドフルネスを導入するなどの話題も大きな理由だと思います。
日本でも最近テレビでも特集が組まれたり、ビジネスセミナーが企画されたり、たくさんの本が出版されたりと、今後、益々、私たちの生活に影響してくることは明らかです。ただ、マインドフルネスといっても、日本人にとっては、瞑想?宗教?潜在的な壁がある方も多いのではないでしょうか。最初の一歩が非常に わかりずらい、勇気がいる分野かもしれません。
著者である奥田弘美先生は、「マインドフルネス」とは、ひとことで言うと「今ここに対する適切な気づき」だと言います。マインドフルネス=マインドフルネス瞑想ではなく、マインドフルネス瞑想はマインドフルネスの1つなのです。
カラコロでは、マインドフルネスを【自己に気づく為の時間、「ココロのエクササイズ」】と考えます。現代社会はどこにいても、どこからともなく情報が発信され、受信する、しないの選択の余地なく、耳から、目から受信させられてしまう私たち。
そんな社会で日々元気に過ごしていくために、この「マインドフルネス」という「ココロのエクササイズ」を、正しく勉強し広めていきたいと考えています。