インターナショナルリカバリー協会代表理事の伊藤晃一です。
ダイエットをしてるのに、下半身だけが変わらない……とお悩みの方。
もしかしたら、身体のかたさが運動効果や代謝アップを邪魔をしているかもしれません。
身体のかたさは、様々なデメリットを生み出します。しかし柔軟性が向上したとき、運動効果や代謝は高められ、痩せやすい身体を作り出すことが可能になります。身体の内部の流れはスムーズになり、それにより疲労の回復なども期待できるなど良いことばかりです。
下半身のスッキリに効果的な、大腿四頭筋のストレッチを紹介します。
大腿四頭筋とは、ももの前面にある筋肉の総称で、表層部より大腿直筋、外側広筋、内側広筋、そして深層部にある中間広筋と呼ばれる4つの筋肉で構成されています。
主に膝を伸展させ、股関節を屈曲させる時に働きます。ももの裏側にあるハムストリングスは伸展時に働きますので、ももの表と裏で、反対のはたらきをしているわけですね。
今回は立位の状態での態のストレッチを紹介します。
片足立ちで行いますので、バランスが不安な方は、写真のように壁に手をついて行っていただいてもかまいません。
出来るだけ軸足を伸ばした状態で身体をキープします。
ストレッチをかける側の足は、膝を折り、後方で足首をつかみます。
この時、出来るだけ股関節は伸ばすようにしましょう。
座った場合は、写真のようにストレッチをかける側の足を折りたたみ、身体を後方に倒します。より伸ばせる方は、そのまま床に上半身を倒していただいてもかまいません。
もも前の伸びをしっかりと感じながら、痛気持ちいいくらいの強度で、30秒ほど行いましょう。身体がかたいとついつい呼吸が止まりそうになるかもしれませんが、深呼吸をしながら行うことが大切です。
いかがでしたでしょうか。今回は基本的な下半身のストレッチを紹介させていただきました。ももの筋肉というのは、ほとんどあらゆるシーンで使われます。
いつも頑張ってくれている足をしっかりケアして、効率の良い運動を手に入れてみてくださいね!