お腹が鳴って…困る~!

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静か~な会議室中に、お腹がぎゅ~きゅるる…となって赤くなった経験はないですか?
なってほしくないときに限って…お腹がなっちゃう。
TBSの人気番組「この差って何ですか?」で、お腹が鳴りやすい人の差を紹介していました。

早速、対策とあわせてレポしますね。

専門家:江田証(江田クリニック 院長)先生にお話を聞きました。

なぜ、お腹は鳴ってしまうのか?
皆さん、こんな経験があるのでは?
ピーンと緊張の糸が張り詰めた会議中に「ぐ〜」。
静かなエレベーターの中で「ぐ〜」。
もう、いやっ!!

では、なぜお腹は鳴ってしまうのでしょうか?
実は、「お腹が鳴る」と一言で言っても、そもそもお腹が鳴る音には大きく分けて2種類があるのです。
実際に、お腹が鳴りやすいという女性のお腹にマイクを付け聞いてみると、「ぐ〜」、「ぎゅるるる」と、2種類の音が聞こえてきます。

でも、なぜ同じ人のお腹から出る音なのに、違う鳴り方をするのでしょう?
実は、お腹から異なる音が鳴るのは、お腹が鳴っている場所が違うのです!


「ぐ〜」は、お腹がすいた時に鳴る!

まず、大きな「ぐ〜」という響く音は、「胃」が鳴っています。
これは、お腹が空いた時に鳴る音。
この時、なぜ胃が鳴るのかというと、ケチャップのボトルと同じ原理。
ケチャップの容器の白い部分が 「胃」で、この先に、「十二指腸」や「腸」があると思って下さい。そうすると、この白い部分が 「胃」の出口になる。「胃」は、食べ物が入ると、それを消化し、「十二指腸」へと運び、「胃」をからっぽにする動きをしています。
つまり、「胃」にたくさんモノが入ってお腹がいっぱいの状態だと、音は鳴らないのです。
しかし、お腹が空いてきて胃の中の空気の量が多くなると、音が鳴りやすい。このように、空気が「胃」から「十二指腸」に運ばれる際、「ぐ〜」と大きな音が鳴ってしまうのです。

「ぐ〜」と鳴らさないには?
「ぐ〜」と鳴らさないためには、食べれば鳴らなくなるのです。
けれど、仕事や会議中で食べられない!なんてこともあるはず。
実は、そういう時は、「飴」を舐めるだけでも効果があるそうです。
「飴」をなめて、血糖値が上がると、脳は「まだお腹空いていないなぁ」と勘違いをします。すると、急いで「胃」を空っぽにする必要がない!と思い込むため、「胃」の動きが抑えられて、音が鳴るのを防ぐことが出来るのです!

朗報ですね!

「ぎゅるるる」は、「あるモノ」をたくさん食べた時に鳴る!
では、もう一方の「ぎゅるるる」。
この音は、どこで鳴っているのかというと、実は「腸」が鳴っている音なのです。

これは、お腹が空いている、空いていないに関係なく鳴ってしまう音。

「腸」が鳴ってしまう原因は「あるモノ」をたくさん食べてしまっているから。

次の2つの食べモノのうち、より腸が鳴りやすくなってしまうのは、どちらか?
「A ごはん、B パン」。正解は、「パン」!

今回は、よくお腹が鳴って困っているという女性に協力してもらい、「ごはん」を食べた後と、「パン」を食べた後で、どのくらい「腸が鳴る回数」に差が出るのかを検証しました。
食べてから3時間、その回数を数えてみます。

まずは「ごはん」を食べた後、最初に鳴ったのは、およそ1時間後。さらに30分後。結果、3時間で計6回鳴りました。
続いて、「パン」を食べた後、最初に鳴ったのは、「ごはん」の時より、およそ30分早い、35分後。そして、すぐ5分後。またまた5分後。
開始1時間で、すでに「ごはん」を食べた後の「6回」を超え、1時間半後には30回を突破!結果、なんと3時間で53回も 鳴っていたのです。

では、その時 腸はどのようになっているのかを、レントゲンで撮影し、見てみると「パン」を食べた時の「腸」には、影が見えますが、実はこれ、全部「ガス」!
「ごはん」を食べた時の「腸」に比べて、「パン」を食べた時の「腸」の方が、明らかにガスが増えているのが一目瞭然です。
実は「パン」を食べると、腸の中でガスが発生してしまい、それが「腸が鳴る」原因になっていたのです。

ほとんどの食べ物は、口から入ってきて、食道通り越して、「胃」の中に入り、「十二指腸」を通り越して、「小腸」に入ります。そして、ほとんどが、この「小腸」で消化吸収されてしまいます。しかし、「パン」の原材料の「小麦」に含まれる「フルクタン」という糖質は、「小腸」で消化・吸収することがほとんどできないものなのです。
すると、その「フルクタン」は「大腸」まで到達して、腸内細菌のエサとなって、ガスが発生するのです。
そのガスが 腸の一か所にたくさん溜まって、一気に移動する時に「ぎゅるる・・」と、音が鳴ってしまうのだそう。
そのため、朝に「パン」を食べて、昼に「パスタ」や「ラーメン」を食べたりする人は、日中、とてもお腹が鳴りやすくなってしまうのだとか。

「ぎゅるる」と鳴らさないには?
では、「小麦」が入ったモノを食べなければ、お腹は鳴らなくなるのでしょうか?
実は、「小麦」以外にも、「腸」でガスを発生させてしまう食べモノはたくさんあるのです。

このガスを発生させやすいものを控えると、人によっては、お腹が鳴るのを抑えることができるそうです。ただし、人によってガスが発生しやすい食材は異なるそうなので、「何を食べた時に、お腹が鳴るのか」をチェックしてみるのもよい方法です。

もし、それらの食材を食べてしまい、お腹が鳴りそうな時は「腰をひねる」だけでよい時もあるそう。
「腸」が鳴る原因は、発生したガスが 「腸」の一か所に溜まってしまうこと。
そのため、「会議」や「デスクワーク」で動かない時間が長くなると、ガスが一か所に溜まり、お腹が鳴りやすくなってしまいます。そのため、2〜30分に1度 腰をひねり、ガスを常に送ってあげることで音を鳴りにくくすることができるのです。

実際に、さきほどの女性に、先程と同じ量のパンを食べてもらい、20分に1度腰をひねってもらったところ、3時間で53回も鳴ったのに比べ、腰をひねると11回しか「腸」は鳴らなかったのです。
よくお腹が鳴って困っている皆さんは、ぜひ試してみて下さい。

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投稿者: Caracoro editer

Caracoro editer

カラコロエディターのぴょんです。体と心を健康にするための豆知識をミニコラムとしてお届けしています。皆さんの興味のある話題や取り上げてほしいテーマがあればぜひ教えてくださいね。