インターナショナルリカバリー協会理事の伊藤晃一です。
皆さんはご自分の身体の中で、弱点や気になるところはありますか?
今回のエクササイズはけして難しい動きをするものではありません。
身体を弓なりに伸ばすロッキングというエクササイズは、自分で動かしづらい場所、痛みを感じる場所、身体の衰えているところに気付きやすく、続けていくのち、内側から美しい状態のシルエットを作ることが出来ます。
簡単にできるコアトレーニングですので、安心して、取り組んでみてくださいね。
ロッキングでここが鍛えられる!
背中と太ももをストレッチしながら強化していきます。
後ろ姿のたるみや姿勢の改善、また美脚効果を期待することができます。
また、腹筋群を伸ばすことにより、下がってしまっている肋骨の位置を整え、ウエスト周辺の輪郭をはっきりとさせる効果もあります。
お腹まわりをスッキリさせたい方にとっては嬉しい情報ですよね!
他には、背中やお腹の筋肉だけではなく、胸の前部分や肩甲骨周辺も動かしますので、気持ちよいほぐしを生み出すことにより、疲労回復も期待することができます。
正しい呼吸とともに、身体のバランスを整えていきましょう!
ロッキングを行ってみよう
それでは実際に行ってみましょう。
ロッキングとはうつ伏せの状態で、両手で足首を持ち、身体を弓なりに反らせるエクササイズです。
まずはうつ伏せになり、足幅を少し開きます。両足首を両手で掴みましょう。
息を吸いながら、頭と足を上げていき、身体を弓なりに反らします。
背筋の上部分に力を入れて腰が過剰に反らないようにしましょう。
手で引っ張り過ぎないように、全身の力加減をコントロールしてください。
視線はまっすぐ前を見て、顎を引きます。腕も真っ直ぐに伸ばします。
出来る範囲で身体を反らせたら、息を吐きながらゆっくりとおろしましょう。
この動作を10回繰り返します。動作中は正しい姿勢を維持しましょう。姿勢が崩れると鍛えるべき部位が鍛えられないということになります。
それを防ぐために、腕を伸ばした状態で行いましょう。
身体を反らせるためには、背筋だけではなく、腹筋も重要です。お腹全体の筋肉を引き上げるように使いましょう。
もしこの動きが難しい場合には、いちどずつ床に完全に手足をおろしていただいても構いません。また柔軟性の面で難しさを感じる場合には、タオルを足首に引っ掛けてサポートする方法もあります。
しかし、痛みや不安を感じる場合には、動きを小さくしたり、運動を中止を選択するなど無理のない範囲で行なってください。