インターナショナルリカバリー協会代表理事の伊藤晃一です。
ダイエットをしてるのに、下半身だけが変わらない……とお悩みの方。
もしかしたら、身体のかたさが運動効果や代謝アップを邪魔をしているかもしれません。
身体のかたさは、様々なデメリットを生み出します。しかし柔軟性が向上したとき、運動効果や代謝は高められ、痩せやすい身体を作り出すことが可能になります。身体の内部の流れはスムーズになり、それにより疲労の回復なども期待できるなど良いことばかりです。
そんな下半身を狙い撃ちするのが、今回紹介させていただく ハムストリングスのストレッチです。
ハムストリングスというのは、ももの裏側の筋肉の総称で、半膜様筋、半腱様筋、大腿二頭筋から成り立ちます。膝を曲げる膝関節屈曲や、脚を付け根から後方へ振る股関節の伸展に関与しているため、日常の様々なところでフル活動しています。この筋肉をしっかりと伸ばしていきましょう。
立位の状態では、ストレッチをする側の足を一歩前に置くところからスタートです。
前に出した足の膝あたりを押さえて上半身を倒していきます。このとき、背中が丸まると、効果が感じにくくなるため、背筋を伸ばしたまま行いましょう。
座ったまま伸ばす事も可能です。
前述した通り、ハムストリングスは膝を曲げるという作用がありますから、ストレッチを行う際にはしっかりと元の長さに戻るように伸ばすという意識が大切です。膝をしっかりと伸ばしましょう。
これを痛気持ちいいくらいの伸び方を感じながら、30秒ほど行います。
身体がかたいとついつい呼吸が止まりそうになるかもしれませんが、深呼吸をしながら行うことを意識してください。
いかがでしたでしょうか。今回は基本的な下半身のストレッチを紹介させていただきました。ももの筋肉というのは、ほとんどあらゆるシーンで使われます。
いつも頑張ってくれている足をしっかりケアして、効率の良い運動を手に入れてみてくださいね!