冬の定番野菜と言えば「白菜」。
お鍋には欠かせない冬の野菜ですよね。
寒い季節は芯のところまで甘くなり、炒めたり、餡掛け煮にしたり、味噌汁に入れたり、何にでも合わせられる万能選手です。
白菜を買う時に、白いところに黒い小さな斑点、ぶつぶつがあるものがありますよね。なんとなく、このぶつぶつがあるものを避けてしまっている人は多いのではないでしょうか。
ところが!!
このぶつぶつの正体は「ポリフェノール」なんです。見た目はちょっと悪いのですがが、栄養をしっかり吸っている証拠なんですって。
TBSの生活の知恵番組「この差って何ですか?」では、白菜のぶつぶつについてとりあげていましたよ。
番組では、スーパーに協力してもらって、ぶつぶつの無いものとあるものでは、どちらの白菜が買われるかを検証していました。
今回の検証の結果では、想像通り「黒いブツブツがある白菜」は、避けられていたんですね~。
生活者の方たちに「買わない理由」を尋ねると、「虫食い」や「傷んだ葉」と感じている答えが多かったのですが、実はそうではないとのことなんです。
「黒いブツブツ」の正体は、なんと「ポリフェノール」。
赤ワインやコーヒーに入っていて、動脈硬化や老化予防が期待され、美肌を気にする女性にも人気の「ポリフェノール」なのだそうです。
このポリフェノールは、「黒いブツブツがない白菜」にも含有されています。つまり、全ての白菜の中には「ポリフェノール」が入っているのです。
「黒いブツブツがある白菜」は、畑のある理由で栄養を摂りすぎて細胞が壊れてしまい、中の「ポリフェノール」が酸化して、「黒いブツブツ」として現れるそうです。
畑にはトラクターが耕しにくい端の部分が「硬い土」となります。この「硬い土」は、肥料が白菜の近くに留まって、多く栄養を吸収してしまうことになるそう。
虫食いや痛んだものではありませんので、安心してくださいね♪