整体と聞くと、どんなイメージがありますか?
おしたり、もんだり、痛かったりするのかな?
バキバキっと力強くおすのかな?
多くの人から出るご意見やご感想です。
けれど、そのようなイメージとは真逆の整体があります。
今日は、優しい触り方でも、芯まで届く、『極上のタッチケアを使う整体』についてお伝えします。
極上のタッチケアをヨガで養う
人それぞれ好みがあるとは思いますが、整体を受けるとき、どんな手で触れられたいですか?
自分のことを触る、セルフケアの手にも関係することなので、自分を触る場合を考えてみましょう。
たとえば、赤ちゃんやペットを撫でるとき、どのような触り方をしていますか?
力強くなでたり、雑にあつかったり、おっかなびっくりだったり、そんな風に触らないですよね。おそらく、お互いの快楽ホルモンがでるような、気持ちの良い感覚で触っていると思います。
要するに、手当てをするような感覚。
触るところを、手で包み込むような感覚。
そういった、相手を感じるような触り方の手が、まさに、極上の癒しを与えます。
この手の感覚は訓練することで、だんだんと理想に近づきます。
相手を感じる時、自分の姿勢が崩れていたら、繊細に感じることができるでしょうか?
姿勢を安定させて、体の芯で捉えるように、相手をよく観察します。
相手をよく見て、繋がりを感じること。
この感覚を大切にします。
安定した姿勢は、安定した呼吸や心から。
この部分はヨガで養うことができます。
ヨガでのアーサナ、呼吸法、瞑想。
段々と自分を客観視できるようにすることで、自分の状態を確認することが、相手の状態を確認することにも繋がって行きます。
心にゆとりができると、呼吸も深くなります。
こういった部分をヨガで養い、整体に役立てていくのも一つの方法だと思います。
さらに、整体をするときの自分の肩や腕に力が入っていないことも大切です。
自分の肩や腕が硬く緊張していたら、その感覚は相手にも伝わってしまいます。
これもまた、ヨガのポーズに関係しますが、アーサナ(ポーズ)の完成形では体のどこにも緊張がない状態を目指しています。
お腹だったり、太腿だったり、腕だったり、どこか一点の筋肉だけ緊張をさせないで
全身均等に調和されてアーサナが保たれている状態。
そういったヨガの練習は、快適な自分の姿勢を保て 整体にとても役立ちます。
極上のタッチケアのベースはヨガで養う。
整体で大切な手の感覚を高めるのに ヨガは向いています。
整体には、理論的なものやテクニックも必要ですが、基本的には人と人との関わり合いになるので相手を良く見て感じることが大切です。
姿勢と呼吸、感じる心。
そこから相手の芯に届けるタッチケア。
こういったことが整体には求められるのかもしれません。