いまから、9月あたりまでが旬の青唐辛子は、夏に最盛期を迎える暑い時の食べ物です。秋になるにつれ辛みが強くなってきますから、ご自身のお好みで購入時期を選ぶのも手です。
青唐辛子は、全体的にぱつっと張りがありつややかな色がしっかりとついているものを選びましょう。古くなると色がくすんできます。
青唐辛子は、それ自体を食べるというよりも、ぴりりとした塩梅のよい辛さを生かして変わり調味料として仕込むのがおすすめです。保存方法は、乾燥を防ぐため新聞紙に包んでビニール袋に入れて冷蔵庫で保管するようにします。冷凍保存もできますので、便利ですよ。
この季節、ぴったりの青唐辛子味噌の作り方をご紹介しましょう。
材料≫
青唐辛子 10本程度
大葉 20枚程度
味噌 150g
酒 1/2カップ
作りかた≫
1. 青唐辛子はへたをとり、2mm程度の輪切りにする。
2. 大葉は半分にしてから、千切りにする。
3. フライパンに油を入れ、青唐辛子を炒め、大葉もさっと炒める。
4. 3の中に味噌を入れて混ぜ合わせ、酒まわしかけ水分がなくなるまで混ぜる。
さめたら保存容器に入れ、冷蔵庫で保存します。
青唐辛子にはビタミンCやビタミンE、βカロテンなどの栄養素があります。また、辛み成分のカプサイシンが身体を温め発汗を促しますので、この季節の療養食としておすすめです。
また、脂肪燃焼の効果もあるためダイエットが気になる方にもおすすめです。
辛みの刺激が強いことがありますので、胃腸の弱い方は食べる量に気を付けてくださいね。
青唐辛子は、2ミリ程度の輪切りにしたものを、お酢やしょうゆに漬けておくと、塩分のかわりに唐辛子入り調味料を活用しやすく便利です。
塩分を控える事は、現代人にとって大切なポイントですので、この季節は上手に取り入れてみてくださいね。