夜だって危ない!熱中症! 

コロナ禍のストレスが原因で、気持ちよい睡眠がとれていない人が増えているようです。

夏の夜は、加えて熱中症とのダブルパンチの危険も!

≪ 睡眠中も熱中症は起こる ≫

熱中症と聞くと、それは日中のことで、夜は関係がないと思うかもしれませんが、そうではありません。
夏に限らず、睡眠中は200~300mlもの汗をかくのです。まして夏には発汗量が増え、脱水症状になると「夜間熱中症」が起こります。実際、就寝中に亡くなるケースも多いのです。

問題は発汗だけではありません。
熱帯夜・ヒートアイランド現象など、夜も冷えることのない現代の就寝環境も熱中症に直結します。
また、最近はマンション住まいがほとんどですから、日中に建物自体が熱をため込み、夜間、室内にその熱が伝わってくるという現象も起こっています。夜といえども、熱中症には十分注意を払わなくてはいけないんです!

 

【 一週間ごとの熱中症による救急搬送人員数 (総務省消防庁調査)】

≪ 睡眠環境にも注意を ≫

夜間熱中症の防止には睡眠環境も考慮が必要です。
先に述べたように、問題は部屋の暑さ対策です。

日中の日差しを防ぐためにベランダに植物を植えたり、簾などをかけるといったことはご存知と思います。
さらに日中は遮光カーテンを閉めておき、夜、帰宅したら、窓を開け放ち、ベランダに水を撒くといいでしょう。

寝室は、就寝直前まで、ビールよろしく、エアコンでキンキンに冷やしておいてください。そして就寝となったら、温度の設定は26~28度、湿度も50~60%の範囲で、3時間ぐらいのタイマーにするのが一般的です。

扇風機も併用すると、なお効果的です。
このあたりの調節は電気機器の信用あるサイトで検索し、アドバイスを得ましょう。
またエアコンが古い場合は、是非買い替えをお薦めします。最新のエアコンは温度湿度の調整が良く、空気清浄機能もついているので、つけっぱなしでも快適です。

忘れてならないことは、睡眠中は体温が1度ほど下がることです。
床にはいるとき「涼しい~」と快適でも、そのうち体が冷えてしまうので注意しましょう。
また高齢者は体感温度が鈍化しますので、年齢や個人差による調整を探ることも大切です。

 

 

投稿者: 橋爪あき

橋爪あき
一般社団法人 日本眠育普及協会 代表 睡眠改善インストラクター(一般社団法人日本睡眠改善協議会認定) 日本睡眠学会正会員 睡眠健康推進機構登録講師(精神・神経科学財団) 睡眠文化研究者・心理カウンセラー (国交省大臣認定)健康・睡眠起因事故リスク軽減コンサルテイング睡眠改善コンサルタント(ビオスピクシス社外スタッフとして) 一般社団法人スリープマネジメント協会理事 NPO法人SASネットワーク理事 肥満解決1000人プロジェクト特別顧問 FM西東京ボランテイアスタッフ 慶應義塾大学卒業後、慶應病院医局秘書として勤務の後、結婚。父の死により家業不動産会社の代表取締役に就任。加えて、主婦・2児の母を勤めながら、更に日本語学校講師、NPO法人理事として日本語テキスト出版事業に従事。三足の草鞋ともいえる多忙な日々を過ごすうち、自らの睡眠障害に気づき、睡眠の大切さを実感する。以後、睡眠学を学び、生活改善によって障害を克服したことから、睡眠の広報活動の必要性を感じ、睡眠インストラクターとしての広報活動を開始。2014年、活動の充実をはかるため、「日本眠育普及協会」を設立。 ------ 一般社団法人 日本眠育普及協会 http://min-iku.com/

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