竹林の旬 筍

その字のごとく、竹冠に旬と書いて「筍」。
春に力強い生命を感じる野菜です。

タケノコの成長はとても早く、土から顔を出して10日経つか経たないうちに、あっという間に竹へと成長します。
筍は堀ってすぐに食すのが、一番おいしい食べ方。シーズンに一度は「朝堀タケノコ」を手に入れたいものですね。

筍は、食物繊維やカリウム、チロシンが豊富です。チロシンは、代謝をコントロールする甲状腺ホルモンの分泌を促し、心身の拮抗を整える役割があります。春は自律神経が乱れやすい季節です。心身を平常に保つためにも、筍を食するのは、理にかなったことなのです。

あわせて、食物繊維が豊富ですから、冬の間に溜め込んだ不要なものを腸内からお掃除してデトックスして
くれます。コレステロールや発がん性物質なども体外に排出してくれる心強い食品です。

なんとなくむくみが気になるのもこの季節。筍はカリウムも豊富ですから、むくみ予防にもうってつけです。冬の間についたうっすら脂肪にも、筍は待った!をかけてくれます。シャリシャリとした固めの歯ごたえは、よい咀嚼を促し、それが満腹中枢を刺激して過食防止に役立ちます。ローカロリーで満腹感を求められ、腹持ちのよい食品ですから、肥満が気になる人にはぜひとも積極的にいただいてほしいものです。

また、ビタミンB1、B2、ビタミンC、ビタミンEなども豊富に含まれていますので、美肌効果が期待できます。

冬のごわ肌を脱ぎ捨てて、筍料理で春仕様の柔肌へと、代謝アップをかけていきたいものですね。

投稿者: Foodwriter

Foodwriter
雑誌、ネットなどで活躍するフードライターです。今まで培った知識の中から旬に食していただきたい食の豆知識、ちょっとした調味料の使い方、食べ合わせ、工夫次第で薬になる食べ物のことなどをお届けします。

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