マインドフルネスとは。

メンタルヘルスを保つ手法や、集中力を高める方法として、マインドフルネスという言葉がよく聞かれる様になってきました。瞑想のイメージがありますが、スピリチュアルや宗教色はなく、科学的に脳の機能を整え、ストレスに強くなれるプログラムとして注目されています。

■今に注意を向けるトレーニング
マサチューセッツ大学マインドフルネスセンター創設者のジョン・カバット・ジンの定義を噛み砕いて表現すると…
『マインドフルネスとは、今ここ現実にあるがままの現実をあるがままに、丹念に感じることで得られる気づきを大事にすること』 と言えるでしょう。

ノンジャッジメンタルという表現が出てくるように、“あるがまま”に、今ここにある自分、環境を受け入れ、今現在のことに集中します。仏教の考え方から由来し、ジョン・カバット・ジンは、心と体の相互関係を研究し、瞑想とハタヨガを組み合わせた、マインドフルネス瞑想を開発しました。瞬間瞬間に注意を傾ける瞑想の影響を、現代の健康科学として研究し、宗教やスピリチュアルとは違った科学的な分野として確立しました。

人のストレスや不安は、過去や未来のことを思い悩むことで増幅されます。実際、マインドフルネス瞑想を行った人は、からだや心へのストレス症状が軽減したと言います。

■科学的に証明されている効果
・高血圧の改善
・血糖値やコレステロールの上昇を抑える
・不安を軽くする
・ヒーリング効果(癒やしやストレス発散)
・脳の海馬の発達

ストレスを受けると、脳の扁桃体が副腎皮質を刺激し、コルチゾールを分泌させ、身体を緊張状態にします。この時、血管や心臓に負担が掛かり、コルチゾールが過多になることでリラックスできなくなる事が影響していると考えられます。

マインドフルネス瞑想を行う事で、呼吸に集中し、あれこれ悩みのタネを過去から持ち出したり、未来に不安を感じたりする事が無い時間を過ごします。
脳内では、前頭葉が休んで、夢を見ている時の様な浅い睡眠時にでるθ波の脳波が出やすくなるといいます。

■呼吸瞑想以外の瞑想もある
『今の瞬間、目の前のことに集中する』という事が瞑想になるので、歩くことに集中し、無になる事を“歩行瞑想”と呼ぶ事もできるでしょう。
食事に瞑想を取り入れ、香りや温度を感じ、よく味わい、よく噛むことは、減量にも役立つといいます。

あのグーグルも 『世界一健康で幸せな会社を作る』という目標のもと、取り入れたのは、『マインドフルネス瞑想』でした。

投稿者: Caracoro editer

Caracoro editer
カラコロエディターのぴょんです。体と心を健康にするための豆知識をミニコラムとしてお届けしています。皆さんの興味のある話題や取り上げてほしいテーマがあればぜひ教えてくださいね。

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