止まらない咳!歯が溶ける!犯人は“胃”?

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最近、よく耳にする「逆流性食道炎」。最近では、20代、30代の深刻な患者さんも増えているそうです。実は、この40年間で、日本人の胃酸をだす細胞が、食生活の大きな変化に伴い1.35倍にも増えているそうです。その影響もあり、胃酸が食道まで逆流してしまう「逆流性食道炎」が激増しているのだとか。胃酸の逆流に気づかないまま放っておくと、突然の止まらない咳に苦しんだり、大切な歯が溶けてしまうこともあるそうです。これは、怖いですね。

NHK「ガッテン!」
2018年6月13日放送
せきが止まらない!歯が溶ける!犯人はまさかの 胃!?

早速、番組のエッセンスをお届けいたします。

胃から分泌される消化液である「胃液」には、強力な酸である「胃酸」が含まれています。胃自体は胃酸の影響を受けないように粘膜で保護されていますが、この胃酸が食道など胃の外に出てしまうと、その他の部位は炎症を起こすことがあります。ひどいときは痛みを伴う胸やけもその症状のひとつです。

さらに、この逆流がひどい場合は、食道だけでなくその先にあるクチやのど、耳などにも胃酸が入り込むことがあります。その結果、歯が溶けたり、咳が止まらない、中耳炎になるような症例が報告されているのです。

胃酸の逆流には様々な要因がありますが、「胃酸の増加」の影響が大きいとされています。日本人の胃酸を作る細胞は、この40年で約1.35倍に増え、肉食が多くなった食生活が影響していると考えられています。
ピロリ菌の感染者が減ったことも、要因のひとつと言われています。ピロリ菌は、胃がんや胃潰瘍の原因となるため、感染している人は除菌を勧められています。ピロリ菌は胃炎を起こし、胃酸の分泌を減らしますが、このピロリ菌感染者が減ったため、胃酸の分泌量が多い人が増えているのです。

以下がひとつでもあてはまる人は、胃酸の逆流を起こしやすいため注意が必要です。
・肥満
・猫背(前かがみになりがち)
・お酒をよく飲む
・食べ過ぎてしまう
・ストレスが多い
・食べてすぐ横になる

以下の症状がよく出る方は胃酸の逆流を疑ってみてください。
・胸やけ 胃もたれ
・のどや口に酸っぱいものがこみ上げる
・げっぷが多い

では、逆流性食道炎を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。
・食べ過ぎない(腹八分目)
・夜寝る前2~3時間にはなるべく食事をしない。
・食後すぐに横にならない
・お酒を飲み過ぎない

また、逆流の症状がある場合は、少し枕を高くする事で胃酸が逆流しにくくすることもできるそうです。枕だけを高くすると首が曲がって寝苦しいので、たたんだ毛布などを敷いて、腰より上の部分が上がるようにするのがコツだそうです。
10度くらいから始めるのがおすすめ。毛布を3~4枚重ねになるように折りたたんでその上に枕を置いた高さです。

症状が頻繁であったり重い時は、早目に受診をおすすめします。

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投稿者: 健康情報テレビくん

健康情報テレビくん

人気のTV番組より、ぜひチェックしておきたい健康情報ネタをタイムリーにお知らせ。健康情報はどんどん新しくアップデイトされますから、最新の話題を知っておきたいよね。