蕎麦の食べあわせで健康アップ

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GI値も低い蕎麦は、昔から健康食としても知られています。

どうせなら、薬味や他の食品との組み合わせで、蕎麦の持つパワーを最大限にしたいもの。
TBS「この差って何ですか!?」では、蕎麦の相棒に欠かせないいくつかの食品で、その効果効能を比べました。その結果…。

効能で選ぼう、蕎麦の相棒!

「高血圧予防」には「大根おろし」
「免疫力アップ」には「なめこ」
「便秘解消」には「わかめ」
が、効果的だそうです。

「大根おろし」は、食べる直前にするのがポイント。また、「なめこ」以外の「しめじ」や「まいたけ」などのきのこ類も「免疫力アップ」には効果的です。

蕎麦の持つ「不溶性食物繊維」と、「わかめ」の「水溶性食物繊維」の両方を摂ると「便秘解消効果」のアップが期待できるそうです。

蕎麦の健康への効能
蕎麦は「高血圧」や「動脈硬化」「心臓病」など、様々な病気を予防できる、とても健康効果の高い食べ物です。実際に、蕎麦の産地として有名な長野県は、男性の平均寿命が全国2位、女性の平均寿命が全国1位であり健康長寿の理由のひとつが蕎麦によるものといわれてます。
蕎麦には、そのようなものを一緒に食べ合わせるか、蕎麦の相棒にするかで、蕎麦の持つ健康効果をさらに大きくできるそうです。

1)高血圧予防
蕎麦は、「高血圧」をはじめとする様々な血管系の病気を予防するのに効果的といわれています。それは、蕎麦に含まれている「ルチン」という成分の効果で、「ルチン」は、老化によって弾力がなくなった血管を修復し、さらに血管の壁にこびりついて血流を悪くする「悪玉コレステロール」を取り除く効果があるのです。
その結果、血液の流れがスムーズになり、血圧を下げる効果が期待できるのだそう。さらに、血流が良くなることで、「脳梗塞」や「心筋梗塞」などを予防することもできますね。

そしてさらに積極的な高血圧予防には、「大根おろし」が効果的です。「大根おろし」にはビタミンCが多く含まれています。ビタミンCには、ルチンの働きを活性化する作用があるのです。
その結果、単品で蕎麦だけを食べた時よりも、血液の流れがよりスムーズになるのです。

大根はすりおろすとビタミンCが徐々に減ってしまいます。そのために、蕎麦を食べる直前に大根をすって食べるのが効果が大きいのです。ちょっとの気遣いで違うのですね!

また、蕎麦には色が白いものと、黒いものの2種類があります。蕎麦の色の違いは、蕎麦の実の使い方で異なります。白い蕎麦は、蕎麦の実の真ん中の部分のみをとり、麺にします。一方で、黒い蕎麦の場合は、皮の近くまで全体を蕎麦の麺にしていきます。そのため、ルチンなど蕎麦の健康効果だけでいえば、黒い蕎麦を食べるほうが、高血圧予防にはつながります。

白い蕎麦の様な上品なのど越しとは異なりますが、そば粉の香りが強く独特のうまみもあるのは黒い蕎麦です。


2)免疫力アップ

蕎麦の健康効果として、新たに注目されているのが、免疫力アップの効果です。その効果を生み出しているのが、蕎麦に含まれる「LPS」と呼ばれる成分です。
体内に「ウイルス」や「細菌」などが入ってくると、通常は「免疫細胞」がそれらを退治してくれますが、「免疫細胞」の働きが弱くなっていると病気になりやすくなります。しかし、蕎麦を食べると、そばに含まれる「LPS」が、弱ってしまった「免疫細胞」の働きを活性化してくれるため、「ウイルス」や「細菌」を退治する効果がより期待できるそうなのです。

免疫力アップには、「なめこ」が効果的です。「なめこ」には「βグルカン」という成分が含まれています。蕎麦に含まれている「LPS」と「βグルカン」が一緒になると、「免疫細胞」がパワーアップして非常に強くなるそうです。
免疫力は、蕎麦だけを食べた時と比べると、なんと2倍以上にもなるそうです。「なめこ」以外のキノコにも「βグルカン」は含まれていて、「しめじ」や「まいたけ」など、色々なきのこを入れた「きのこそば」は、免疫力アップに非常に良いそうです。

最近、ちょっと疲れていると感じたら「きのこそば」でパワーを回復いたしましょう。

3)便秘解消
蕎麦は「便秘解消」にとても効果的です。蕎麦には「食物繊維」がたっぷり含まれていて、「ご飯」や「うどん」と比べてみると、なんと2倍以上も「食物繊維」が入っています。蕎麦に含まれる「食物繊維」の多くは、水に溶けにくい「不溶性食物繊維」です。この「不溶性食物繊維」は体内に入ると、腸の中で「便」と混ざるのですが、この時「食物繊維」は水分を吸って膨張するために「便のかさ」が増すのです。すると、増えた「便」によって腸が刺激され、「便」を押し出す動きが活発になるので「便秘」を解消することができるそうです。

〇蕎麦と一緒に食べると「便秘解消」により効果的なのが、「わかめ」です。蕎麦の食物繊維は水に溶けない「不溶性食物繊維」ですが、「わかめ」の食物繊維は水溶性で、水に溶ける食物繊維。これを両方摂ることが、「便秘解消」にとても効果的だと考えられています。
その理由は、「わかめ」に含まる「水溶性食物繊維」が便の中に入っていくと、便をゼリーのように柔らかくする効果があるためです。よりスムーズに便が排泄されるようになって、便秘解消につながるのです。

蕎麦の健康効果は美容効果とも密接に関係していて、これは見逃せませんね。
蕎麦かうどんか迷ったら、すかざず蕎麦をチョイスいたしましょう!

 

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投稿者: Foodwriter

Foodwriter

雑誌、ネットなどで活躍するフードライターです。今まで培った知識の中から旬に食していただきたい食の豆知識、ちょっとした調味料の使い方、食べ合わせ、工夫次第で薬になる食べ物のことなどをお届けします。