人とのつながりが寝たきり予防に!

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40代も後半になると、職場や友人たちの間で家族の介護の話を聞くようになります。家族がいつまでも元気でいてほしいですし、遠く離れて暮らしているとなおさら健康であるかどうかが気になります。もちろん、未来の自分たちも健康寿命が続くような生活スタイルが必要となってきます。

高齢者が寝たきりにならないことは、その後の健康寿命のためにもとても大切です。健康寿命を延ばすために、あらゆる健康法が言われていますが、いま「人とのつながり」を積極的に持つ事が、この健康寿命に大きくかかわっていることが世界レベルの研究でわかってきました。

2018年6月6日放送 NHK「ガッテン!」
筋肉&血管を強くする!世界が証明した“ 最強の寝たきり予防法 ”

早速レポートいたしましょう。

寝たきりを防ぐために重要なことのひとつとして、体内の炎症を抑えることがあげられます。カリフォルニア大学ロサンゼルス校のスティーブ・コール教授が行った研究調査で、1日3回 「人に親切な行動をする」ことを1ヶ月間行った人では、体内の炎症を促す遺伝子の働きが抑制されることがわかりました。

例えば、道を歩くお年寄りの荷物をもってあげたり、趣味のお菓子作りをしたら友人にお裾わけを届けたり、誰かに「ありがとう!」と喜んでもらう小さな親切の行動です。
コール教授は「日々の行動次第で、炎症を促す遺伝子の働き方(発現)を変えることができる」といいます。そうですよね。意識してそのような行動を続けていると、体内の炎症が抑えられていくことになるのです。

また、今年の1月にイギリスでは、孤独担当大臣が誕生しました。そう、孤独になることが健康寿命を縮めることになり、それは、国の政策にも関わる重要事項なのです。いま世界中レベルで「孤独の健康影響」についての取り組みがはじまっているのです。
ロンドン大学の研究では、50歳以上の男女6,500人の「人とのつながり」を7年間かけて追跡調査を行った結果、人とのつながりが少ないグループの方が、死亡率が高いことがわかりました。
また「人とのつながりが少ない」=「体内の炎症が高まる」こともわかり、イギリスでは「孤独撲滅キャンペーン」をテレビCMなどで告知して、国民への意識付けを行っているそうです。

アメリカで発表された148研究(対象者30万人)をメタ解析した研究結果は、世界中に衝撃を与えました。
長生きに影響を与える要因を調べたところ、
・肥満予防
・運動
・禁煙
よりも「人とのつながり」が健康寿命への影響力が高いファクターであることがことがわかったのです。

同様に日本でも、「人とのつながり」が、「運動」をすることよりも、寝たきりになる危険度を下げることが明らかになりました。
ご自分の家族の人との関わりはどのようでしょうか。近くに住んでいないと、なかなかその生活環境がわからないこともありますが、例えば友人との付き合いや、趣味のサークル参加など、何か社会的に活動しているかどうかさりげなく聞いてみるのもよいですね。

番組では、東京大学飯島勝矢教授が考案した「人とのつながりチェックシート」を紹介しています。番組HPからダウンロードもできますので、自己診断をしていただくのもよいかもしれません。
もし、つながりが少ないようでしたら、地域のボランティア活動などに参加するのもよい方法です。どんな集いであれば自分が楽しいと思えて参加できるか、昔の特技や好きな事を思い出し、積極的に人とかかわっていくことを生活の中に取り入れていただきたいですね。ご夫婦で一緒に、あるいは別々に好きな事の集まりに、ということでも構いまんよ。

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投稿者: 健康情報テレビくん

健康情報テレビくん

人気のTV番組より、ぜひチェックしておきたい健康情報ネタをタイムリーにお知らせ。健康情報はどんどん新しくアップデイトされますから、最新の話題を知っておきたいよね。