原因不明の頭痛に要注意!

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たけしの家庭の医学
原因不明の頭痛に注意!

10月2日 テレビ朝日系

番組で紹介されたのは、1か月前から頭痛が続いている患者さんです。
最初はこめかみがピリピリするような痛みで、その後ズキンズキンと言った痛みになり
現在では頭が割れるような痛みになっていました。
熱も2週間くらいずっと続いている状態でした。

これらのことから、頭痛発熱の原因は「感染症」「悪性腫瘍」「その他」の3つに分けられ、脳のMRIや肺のレントゲン検査を行い、血液検査の結果からも「感染症」や「悪性腫瘍」ではないと判断され「その他」の病気である可能性が高いと判断されました。

患者さんは、肩やひじなどの身体の節々が痛く、また腕を上げた時に右肩に激痛があり
さらには物が二重に見えたことも訴えました。

そこから先生は触診で、痛みを感じている右肩を中心に腕やひじなども触診しました。その中で両手首の脈を測定した時に、右手首側の脈が少し弱いことを発見しました。
このことから右側に血流障害が起こっている可能性を見出しました。

目の異常から目周辺も触診したところ、こめかみの脈も左右に差があることが判明し、
右側のこめかみを押すと痛みを感じることが判明しました。
食欲が落ちていることを指摘したところ、患者さんは食事をしているとあごがだるくなってしまい、食べる気力がなくなると申告しました。

これらの状態を鑑みて、セカンドオピニオンで診断された結果は「巨細胞性動脈」でした。巨細胞性動脈炎は、血管炎と呼ばれる病気のグループに含まれ、高齢の方に起こりやすく、主に頭部の動脈がつまって症状を起こす珍しい病気です。血管を顕微鏡で観察すると巨細胞という核をたくさん持つ巨大な細胞がみられるため、巨細胞動脈炎と名づけられました。
2015年より厚生労働省の定める指定難病に認定されました。

進行すると全身の血管がボロボロになり、早期発見の必要性が高い、こわい病です。頭の血管で炎症を起こすと、頭痛や発熱を起こし、こめかみの血管で炎症を起こすと、物が二重に見えるといった症状がおき、全身に症状が起こるのが特徴です。

 

酷い頭痛が長く続くようなときは、頭以外の場所に異変がおきていないか、食欲や生活の状態も細かく観察し、申告することが大切です。

これは、どの病気にもいえることです。
痛みがある場所だけでなく、自分の全身のその他の箇所の状態や異常が感じられるところ、気分や気力などの精神面も含めて、気を付けて様子を自己観察いたしましょう。
またご家族であれば、そのように細かく質問してあげるとよいですね。
気づく点が多いほど、ドクターの手掛かりにもなり、はっきりとした病気の特定に近づきます。

 

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投稿者: 健康情報テレビくん

健康情報テレビくん

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