モロヘイヤをこの夏の味方に

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初夏はツルもの野菜が次々と旬を迎えます。そして、これらの野菜には梅雨などの不快なシーズンや暑さにばて始める身体を整えてくれる効用がいっぱいつまっています。自然の叡智はなんと素晴らしいことか。
今回はツルもの野菜の中でも栄養価が高く、早目に摂取を始めてほしいモロヘイヤをご紹介します。

モロヘイヤはこっくりとした濃い緑と、小さくギザギザがあるつやつやした葉が特徴です。
熱を加えると粘り気がでるのも特徴ですね。
モロヘイヤには、ホウレン草や春菊の2倍以上ものβカロテンが含まれています。βカロテンは、機能性成分の一つで、活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を予防してくれるほか、私たちの皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きもあり、美肌のためにもたっぷりいただきたいものです。

また、モロヘイヤには、βカロテンのほかにもビタミンE、ビタミンCがたっぷりと含まれていて、これらの相乗効用で体を錆びさせない、糖化させない、アンチエイジング効果も高い食品として古来から注目をされてきました。フラボノイドの一種ケルセチンも沢山含んでいます。そして、免疫力を高める効果も期待できます。

さっと熱湯を回しかけるだけでも柔らかくなりますから、細かく刻んで納豆に入れたり、みそ汁の具、そのままだし汁に入れてスープにしたり、パスタの野菜の具としても美味しくいただけます。卵との相性もとてもよいので、モロヘイヤのオムレツや卵とじなど、ほうれん草を使う要領で活用してみてください。

おすすめはモロヘイヤのスープです。ミキサーなどにかけてもよいですが、細かく刻んで包丁のせでたたき、十分に粘らせたら、そのまま鶏ガラ出汁にいれ、味を調えたらできあがり。暑くても冷たく冷やしても、美味しくいただけます。炊き立てご飯の上にモロヘイヤと海苔を乗せ、真ん中に卵の黄身を落とし、しょうゆを回しかければモロヘイヤ丼のできあがり。つるっとのど越しが良いので食が進まないような時も、お奨めです。

植物でありながらも、カルシウムも豊富なんです。週に数回はモロヘイヤを食べて、不快なシーズンに負けない健やかな身体をつくってくださいね。

 

 

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投稿者: Foodwriter

Foodwriter

雑誌、ネットなどで活躍するフードライターです。今まで培った知識の中から旬に食していただきたい食の豆知識、ちょっとした調味料の使い方、食べ合わせ、工夫次第で薬になる食べ物のことなどをお届けします。